今回書く本はピョートルさんの『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』です。
私は人との会話が不得意のコミュ障です。
決して人との会話が嫌いなわけではない。なんとなくの会話はできる。
ただ、その会話の内容が常にその場しのぎの薄っぺらさを感じていました。
会話デッキをいくつか準備はしてしゃべるので、初対面の人とはそれなりにしゃべれる。
けど2回目以降の会話がキツイ…(話す内容が尽きるため)
そこでコミュニケーション系のビジネス本を読んで勉強してみようと思いいくつか手に取ってみました。
この記事はいくつか手に取った中の1冊のアウトプットする場として利用したいと考えています。
ぜひ興味を持った方は読んでみてください。
紹介する前の注意
少なくとも本を読んだからと言ってすぐに会話能力が向上したわけではありません。
フライパンの使い方の動画を見たからと言って料理がうまくなるわけがありません。
火の調整や味付けなど様々な要素が絡んでくるように、コミュニケーションも複雑なもの。
だから、私のようなコミュ障がうまれます。
ただ、少なくとも闇雲に模索するよりかは本を手掛かりに進んでいくほうがよほど効率がいいと思うので、過度な期待はせず軽い気持ちで読んでほしいです。
『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』
今回紹介する『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』はタイトル通り雑談にフォーカスを置いています。
冒頭でも書いた通り私も雑談が苦手で、どうにか相手に不快な思いをさせまいと終着点のあいまいな会話をその場しのぎで頑張っていました。
しかし、この本では今まで私のしてきた雑談の仕方すべてがダメだしされ、どのように雑談に臨めばいいのかを解説してくれました。
注意として、あくまでビジネス本ですので基本ビジネスシーンを前提にしています。
しかし、日常の雑談にも応用が利くためコミュニケーションに悩む学生にもおススメの一冊です。
では、これからこの本の内容を軽く紹介していければと思います。
海外と日本の雑談の違い
この本は、そもそも雑談とはなにか?とい問いから始まります。
日本の雑談の定番といえば「天気」・「どんなものが好きか」が思い浮かべます。
しかし、ぶっちゃけこんな話をしたところで1歩2歩踏み込んだ会話ができるでしょうか?
私が苦痛におもう薄っぺらい会話の代表になります。
仕事出来の営業マンならうまく会話を進展することができるかもしれません。しかしほとんどは無理でしょう。
海外だとどのような会話を行うのでしょうか?
かつてGoogleで働いていた経験をもつピョートルさんは、定期的な1on1での雑談で自分や互いが持っている課題や目標の共有を行っていたと語ります。
そもそも日本と海外の雑談の認識が異なっており、日本が「潤滑油」や「とりとめのないもの」と考えているのに対して海外だと「情報交換」・「自身のパフォーマンスを上げる」機会ととらえているそうです。
(これは海外うんぬんではなく一流企業とその他な気もします)
目的のある雑談
例えば仕事の話をする前によく「最近家族とはどう?」という質問が飛び出ます。
これは本題の前の潤滑油として使うことができるでしょう。
しかし、この雑談にも「家族の状況」から「現在の仕事のパフォーマンス」を図ることもできます。
また、もし「家族の付き合いで忙しい」という答えを得ることができれば、仕事の話を業務時間中だけでなるべく終わらせ、就業時間後には自由にさせようという配慮ができます。
このようにとりとめのないように聞こえる雑談でも「明確な目的」を定めることで意味のある機会にすることができます。
より気軽に雑談できるように「ラポール」
しかし、あまり親密ではない間柄でプライベートな情報を公開するでしょうか?
海外だと割とオープンですが日本では少し遠慮がちな気がします。
そこで、相手が話しずらい内容でも引きずることができるようにピョートルさんは「ラポール」というものを大切にしています。
ラポールとは、お互いに「信頼」・「信用」・「尊敬」ができるような間柄を築き上げることをいいます。
この『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』ではこのラポールの作り方を多く紹介していきます。
会話をすることで得られる武器やそれぞれの立場でのふるまい、避けるべきNGなど紹介していますので興味を持った方はぜひ手に取ってみてください。
最後に
ほかにもいろいろコミュニケーション関係の本を読んでいるのでそれらについてもまとめていこうと思います。
また、以下のような記事も投稿してます~。
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